先日弊社ブログで、ぐしかわ看護平成29年前期入学試験の数学(問題番号21)に関して、解答に誤植があるのでは?という指摘を行いました。
当該問題は「場合の数」の問題ですので、2017年度入試の範囲外となりますが…。
上記指摘に対して、ぐしかわ看護専門学校様は、
❶ 当該問題につき採点ミスがあったこと、
❷ 再採点の上、しかるべき対応を行った旨、本日HPにて報告されています。
これらのご対応は、非常に誠実かつ適切なものであると考えます。
ぐしかわ看護専門学校の入試問題について、急いで付け加えておきたいことがあります。
それは、予備校側から見て、ぐしかわ看護の入学試験問題の質がきわめて良質であること(どのような学生が欲しいのかという、出題者のメッセージがつたわりやすいということ)。そして、出題ミスが極めて少ないということです。
メッセージが伝わりやすいということはこういうことです。
国語で敬語や沖縄のことばについての出題があるのは、年長の方への対応を意識してのことでしょうし、数学で食塩水の問題が出るのは、看護師として濃度計算は当然必要ということを意識しているはずなのです。
メッセージが伝わりやすいということはこういうことです。
国語で敬語や沖縄のことばについての出題があるのは、年長の方への対応を意識してのことでしょうし、数学で食塩水の問題が出るのは、看護師として濃度計算は当然必要ということを意識しているはずなのです。
そのようなぐしかわ看護の入試のあり方を踏まえたうえでのご対応です。
これは、公正かつ信頼に足るものといえるでしょう。
これは、公正かつ信頼に足るものといえるでしょう。
残念ながら、本県の看護専門学校入試は、出題の正確さや質の点でまだまだ課題があると言わざるを得ません(繰り返しますが、そのような中でぐしかわ看護の出題は良質です)。
入学試験は最低でも15000円を徴収して行っていること、入試の場では内容に関しての質問ができないことを考えると、公正さや信頼を担保することが入学試験には何より求められます。
今後も、当リベラルアーツは、試験場で声を上げることができない受験生の代弁者の役割を担っていきたいと考えております。