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「はたらく細胞」、推し。

「生物基礎」が看護専門学校の試験科目として課されるのは、沖縄県内では沖縄看護のみですが、「生物基礎」で学ぶ内容は、看護学校で学ぶ解剖生理学や微生物学の基礎にあたります。とくに、体内環境の維持の単元は、血液循環や腎臓・肝臓のはたらき、自律神経とホルモンの協働、免疫と、モロに看護学校で使う知識といえます。 推薦入試で合格し、生物基礎の学習が途中で終わった受講生向けに、おススメのマンガを紹介したいと思います。「はたらく細胞」(清水茜 作)という作品です。一言で言ってしまうと、免疫の場面で活躍する細胞を擬人化し、体内に攻撃をしかけてくる細菌やウィルスなどの外的に立ち向かうストーリー、なのですが、実によくできていると思います。 「それぞれが自分の仕事を全うしただけなのにこんなことになってしまうとは…こうなることがわかっていれば…いや…わかっていてもやるしかなかったが」とは、「第2話スギ花粉アレルギー」での白血球のセリフです。免疫のところで、アレルギーのことを学んでいると、「なるほどなー」と思えるわけです。 もちろん、生物の知識がなくとも十分に楽しめるので、ますはこの作品でざっと免疫についてのストーリーを頭に入れ、そのうえで生物基礎のテキストを読むというのもアリだと思います。 ぜひ、一読を。  
久々の更新となります。 看護専門学校の推薦入試の出願がそろそろ始まる時期になりました。 8月中には、志望動機を完成させないといけません。 最近、 「ナースのチカラ」 という漫画を知りました。 現役の看護師さんによる作品です。 主人公は50歳の主婦。親族の介護が一段落して、とあることをきっかけに一念発起。 看護学校に入学し、看護師資格を取得。訪問看護ステーションに就職のはこびとなりました。 うちの受講生にも…という既視感を感じました。 ひとくちに訪問看護といっても、実際に介護に関わったりしないかぎり、その仕事内容を知る機会はなかなかないと思います。病棟看護師との仕事内容の違い、自宅で「看取る」とはどういうことなのか。看護師が抱えるストレスとは。 看護師をめざす人皆に読んでほしいと思います。 とくに訪問看護とか在宅ということを志望動機に書いている人は、志望動機を強化することにつながるでしょう。  

アルベール・カミュの小説『ペスト』に描かれた状況と、5月18日の新聞記事。

今日5月18日(月)の琉球新報1面。北部地区の医療格差に関する記事です。北部地区医師会会長のコメント「装具も医療従事者も絶対的に足りない。だからと言って『もうやめた』なんてできるわけがない」を読んで、今売れている小説のことを紹介したいと思いました。 アルベール・カミュの『ペスト』と言う小説です。 出版されたのは1947年なので、今から70年以上前です。舞台は北アフリカ、アルジェリアの港町(当時アルジェリアはフランスの植民地でした)。街中に鼠の死骸が溢れたことをきっかけに、奇妙な熱病が流行し始めます。 主人公の医師、ベルナール・リウーは症状からその熱病がペストであることに気が付きます。しかし、それがペストであるとすると、街を封鎖(いまで言うロックダウン)しなければならない。経済に対する影響ははかりしれない。当然、その地域の行政関係者や医師会の幹部はペストであることを認めるのに戸惑いを感じるわけです(我が国の首相が「緊急事態宣言」をなかなか出さなかったのに重なります)。 行政が手をこまねいているうちに、死者の数が増加。街がロックダウンされることに。市民生活はめちゃくちゃな状態に陥るわけです。 「ある朝一人の男がペストの兆候を示し、そして病の錯乱状態のなかで戸外に飛びだし、いきなり出会った一人の女にとびかかり、おれはペストにかかったとわめきながらその女を抱きしめた、というようなうわさがつたわっていた」 「あるカフェが、『純良な酒は黴菌を殺す』と言うビラを掲げたので、アルコールは伝染病を予防するという、そうでなくても自然な考え方が、一般の意見のなかで強まってきた」 「投機がその間に介入して来て、通常の市場には欠乏している第一級の必需品などがまるで作り話みたいな値で売られていた」 これらは、『ペスト』の中の記述ですが、2020年のニュースになった出来事とそっくりなのに驚かされます。人間は70年間、変わっていないということでしょうか。 酷い状況の中で、主人公の医師たちは自暴自棄にならない。医師リウーは、「今度のことは、ヒロイズムなどという問題じゃないんです。これは誠実さの問題なんです。こんな考え方はあるいは笑われるかもしれませんが、しかしペストと戦う唯一の方法は、誠実さということです。…僕の場合には、つまり自分の職務を果たすことだと心得ています」と述べます。 『もうやめた』なん...

5月12日は看護の日です

毎年、5月12日は看護の日となっています。 今年は新型コロナウィルスの流行で病院での看護体験を行うことが困難となっています。 看護師への志望理由を強いものにするためにも、 日ごろから新聞などの医療関係の記事を読み、 問題意識を持つようにしておきましょう。 本日、5月12日の沖縄タイムスの記事に看護の日の話題が。 2人の若手看護師が紹介されていましたが、 そのうちお1人は、私たちがかつて教えたことがある方でした。

YouTubeにて

こんにちは。 久々に、ひがが更新します。 コロナ禍、ですね。ほんと、禍です。 対面が、コミュニケーションが、ふれあいが「悪」とされる世を、想像していませんでした。 が、現実です。日常の不安に悶々とするのではなく、できる範囲内でできることをしていかないと…ということで、YouTubeに看護コースの授業(英語、数学)をアップしています(受講生のみ閲覧可能です)。 受講生は苦手箇所の復習に、新規入校生は授業内容のキャッチアップにご利用ください。 現在、リベラルアーツではすべてのコースの授業をオンライン化し、zoomによる授業を行っています。さらにプラスアルファでYouTubeで、ということです。 動画学習で注意してほしいのは、ただ動画を見るだけで「勉強したつもりになる」受講生がいることです。動画学習では管理してくれる第3者がいません。自分で自分を管理しないといけません。 1人で集中し、1人で授業内容の理解に努め、1人で問題を解く。 これは、なかなか難しいことです。 まずは、学習環境を整えて動画学習をして下さい。 ベッドに横になりながらとか、テレビつけながらとか、1分おきにスマホを触りながらとか、ダメです。そんな状況ではどんな超人でも自分を甘やかしてしまいます。易きに流れる、ですね。 無音の場所、30分絶対集中、スマホは別場所に、というような学習環境を作って動画学習に取り組んでください。 それでは。