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「はたらく細胞」、推し。

「生物基礎」が看護専門学校の試験科目として課されるのは、沖縄県内では沖縄看護のみですが、「生物基礎」で学ぶ内容は、看護学校で学ぶ解剖生理学や微生物学の基礎にあたります。とくに、体内環境の維持の単元は、血液循環や腎臓・肝臓のはたらき、自律神経とホルモンの協働、免疫と、モロに看護学校で使う知識といえます。

推薦入試で合格し、生物基礎の学習が途中で終わった受講生向けに、おススメのマンガを紹介したいと思います。「はたらく細胞」(清水茜 作)という作品です。一言で言ってしまうと、免疫の場面で活躍する細胞を擬人化し、体内に攻撃をしかけてくる細菌やウィルスなどの外的に立ち向かうストーリー、なのですが、実によくできていると思います。

「それぞれが自分の仕事を全うしただけなのにこんなことになってしまうとは…こうなることがわかっていれば…いや…わかっていてもやるしかなかったが」とは、「第2話スギ花粉アレルギー」での白血球のセリフです。免疫のところで、アレルギーのことを学んでいると、「なるほどなー」と思えるわけです。

もちろん、生物の知識がなくとも十分に楽しめるので、ますはこの作品でざっと免疫についてのストーリーを頭に入れ、そのうえで生物基礎のテキストを読むというのもアリだと思います。

ぜひ、一読を。


 








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北部看護の合格発表がありました

  本日、午前に北部看護学校前期試験の合格発表がありました。 合格者は36名。 昨年並みの合格者数です。12月に名桜大学の推薦入試の合格発表があるので、そこで動きがあるかもしれません。なお、前年度後期試験の合格者数は15名でした。 リベラルアーツ看護コースは、本日の合格発表をもって、沖縄県内の看護専門学校への合格率(進路決定率)100%を達成しました。

前期試験が終了しました

 先週土曜日に、那覇看護専門学校と北部看護学校の前期入試が行われ、2020年実施・2021年入学の前期入試日程が合格発表を残して、一段落しました。 残席数を更新します。表の数字でマイナス表示になっている箇所は、すでに定員を超過しているためです。これまでの結果から、後期入試に向けた展望をお示しします。 [北部] 前期・1次通過者は60名。このうち前期試験では40名程度が合格するものと思われます。北部看護の数学は例年難問が多かったのですが、今年の試験は那覇やぐしかわの問題に近いものが出たみたいです。数学が得意な受験生には有利な試験になりそうです。 [那覇] 前期・1次通過者は90名。このうち前期試験では51名が合格。定員の120名を超過しています。 [ぐしかわ] 前期合格者は54名。昨年並みに推薦入試で合格者を確保しているため、80名の入学定員をすでに超過。前期試験では補欠通知を出している模様。後期入試は激戦が予想。 [沖縄] 前期合格者は45名。推薦入試で40名合格させているので、入学定員を超過。後期入試はかなりの激戦となりそうです。 [浦添] 前期合格者は65名。残席は5名。後期試験では5名程度の合格者を出すものと思われます。