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昨年の看護師国家試験・学校別合格状況から

第109回の看護師国家試験は、合格発表が3月19日(木)。
ふと気になって、第108回看護師国家試験の学校別合格者状況を調べてみました。

新卒での合格率は、
北部看護   96.4%
ぐしかわ看護 96.2%
浦添看護   98.4%
那覇看護   96.4%
沖縄看護   95.2%
となっています。既卒の合格率はかなり厳しい結果になっています。何が何でも新卒で合格しないといけない試験ですね。

県外の看護学校の合格状況は学校によってまちまちです。
毎年、県外の看護学校への進学について相談を受けることがありますが、

➀沖縄県内の看護学校での新卒合格率と比べて、見劣りしないか。とくに、新卒合格率90%を維持できているか?
②募集定員と国家試験の受験者数の間に大幅な食い違いがないか?
③修業年限と学費が、県内看護学校と比較して高くないか?

と言った点に注意するよう促しています。

学費が高いのに、新卒合格率が低いのであれば、養成所としての質としてどうでしょう。また、募集定員と受験者数の間に差があるなら、中途退学がそれだけ多いことを意味します。

要は、合格率が高く、しっかりとした実績がある学校を選ぶこと。

入試が簡単だから、という安易な考えで進路選択を行うことは禁物です。基礎学力がない状態で進学すると、国家試験の新卒合格は厳しくなります。「既卒」での合格はかなり厳しい、怖い試験。それが看護師国家試験なのです。



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