新型肺炎の感染拡大は、学校の長期休校など社会的混乱をもたらしています。そのような中、今週木曜・金曜は県内の看護学校で卒業式。中止になった学校(ぐしかわ看護・沖縄看護)もあるようです。
リベラルアーツ第1期生で、今週看護学校を卒業される皆さん。おめでとうございます。たいへんな時期に医療の現場で看護師としてのスタートを切ることになりますね。
さて、ここで一冊の本を紹介したいと思います。リベラルアーツ看護コースの授業の中でも受講生に薦めています。それは、『病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。』(仲本りさ著)と言う本です。
学校を卒業して看護師になりたての新人が、慣れないことだらけの医療現場の中で、担当する患者さんや同期のナース、医師などに励まされながら、日々格闘する様子を綴っています。イラストエッセーであるため、読みやすいです。何よりイラストが上手で、とても印象的です。担当する患者さんの最期を看取るくだりは、必読です。
これから看護師を目指そうとする方には、是非読んでいただきたい一冊。