2015年11月29日日曜日

リベラルアーツ・名前の由来

わたくしたちの予備校は Liberal Arts といいます。

リベラルアーツという言葉は、ギリシャ・ローマ時代の「セブンリベラルアーツ(自由7科)」という言葉に由来します。なぜ、「自由7科」なのかというと、この7科が、奴隷でない自由人として生きていくために必要な素養とされたから・・・だそうです。「自由7科」は、「文法」(Grammar)、「修辞学」(Rhetoric)、「論理学」(Logic)、「算術」(Arithmetic)、「幾何」(Geometry)、「天文」(Astronomy)、「音楽」 (Music)の7科目です。

自由な人間として生きていくための素養、というところに惹かれました。

「音楽」はともかく、「文法」は英語の文法、「修辞学」や「論理学」は現代文や論文、「算術」「幾何」は数学Ⅰや数学Aと考えれば、わたしたちが取り扱う内容ととても重なります。

そもそも、なぜ、多くの看護学校は数学を受験生に課すのでしょう?

この点についてまともに受験生に答えている(説明責任を果たしている)教師は少ないように思います。少数や分数の意味、不等号と数直線、交換法則や結合法則、分数の加法や減法、式と図が関連付けられた表と棒グラフ、資料を分類整理し、表をもちいて表す活動。こうした「チカラ」は論理思考の基礎になるものであり、看護学校に入ってから(あるいは教員としてやっていくチカラとして)求められるからです。そして何より、順序立てて優先順位を決める―社会を生きていくうえで必須のチカラの源になるものだからですよ。

将来への不安から、このような素養を身に着けていくことで自由になる。これが、わたしたちの目指すところなのです。 
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