She is not what she used to be. 英語で例文としてよく用いられる一文です。 「彼女はもう、昔の彼女ではないよ」という一文。 よい意味でも悪い意味でも用いられる表現ですが、今日のブログでは良いほうで。 昨日、看護コースの入校手続きにいらした方がいました。 その方と一緒に来ていたのが、Mちゃん。 Mちゃんは、わたしたちが2年前まで教えていた女の子です。 3年かけて、看護学校に合格していったMちゃん。 3年の間、Mちゃんを見続けてきました。 「超」おしゃべりで、受験勉強よりもおしゃべりを優先し、その結果、合格に3年もかかってしまったMちゃん。 そんなMちゃんと久々に会い、心の中で思ったのは、M is not what she used to be. です。 ほんとに、変わっていました。もちろん、よい意味で。 おしゃべりな点に変化はありません。 リベラルアーツの玄関で、2時間、壊れたラジオの如くしゃべって帰っていきましたので・・・。 しかし、話の内容がすっごくよい。 看護学校の授業で、学校活動で、そして実習先で、多くを感じ学んでいるのでしょうね。 そのすべてが、Mちゃんにしっかり刻まれていました。 わたしが教えているときは、正直、Mちゃんが白衣を着ている姿が想像できませんでした。 しかし昨日は、2年後、Mちゃんが病院を駆け回っている姿が目に浮かびました。 そして、「心」でしっかり学んできたMちゃんのような看護師に担当してもらえればな、と思います(教えているときは、絶対にMちゃんに注射はしてもらいたくないと思っていたのに・・・、うふふ)。 すごいですね。ほんと、すごい。 人の成長を見ると、わたしもがんばらなきゃな、と思います。 この年齢からは、Mちゃんのように目を見張るような変化はないかもしれません。 それでも、She is not what she used to be. と、よい意味で言われるように、ちょこっとずつ頑張っていけたらなあ、と。