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基礎とか、基本とか。

 基礎基本の大切さを、強調しない受験指導者はいないと思います。しかし、何が基礎であり何が基本となるのかについては、受験指導者の考え方で変わってくるでしょう。

リベラルアーツの数学指導を例に考えてみたいと思います。

数学における基礎とは、定義です。

テキストや参考書で、●●とは××である。とか、●●は△△とする。と、書いてある部分です。三角比のところで、「sinθ=y/r, cosθ=x/r, tanθ=y/x とする」とありますが、これなんかが定義になるわけです。

定義は、丸暗記してしまう。

これが大切。

定義をしっかり覚えていれば、公式をど忘れしても、公式を自力で導くことができます。ちょっとした応用問題で解答の方針が見つからない場合、定義にたちかえることで方針が見つかることもよくあります。

リベラルアーツの授業では、「二次関数の平行移動とは?」「180°までの範囲で三角比を考えるとき、コサインの定義は?」といったことを何度も何度も何度も何度も、しつこいくらいに答えてもらいます。数学を苦手とする人は、定義をおろそかにしているからです。

数学は、定義から始まり、公式を導き、議論を進めていく学問です。定義をおろそかにする者は、応用問題で泣く。というわけで、定義こそが数学における基礎基本事項なのです。


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看護学校の補欠合格について

こんにちは。 県内の看護学校を受験中の方のなかに、「補欠通知」を受け取っている方がいると思います。 これは、「あなたには補欠で合格となる可能性があります」という通知で、決して合格通知ではありません。 補欠で合格となる場合、書面に記載されている期限までに、看護学校側から電話連絡があります。その電話連絡が始まるのは、授業料納入日のあとです。 看護学校側が、授業料納入者の数を確認し、入学者の人数が足りない場合に、補欠合格を出します。 ですので、今年は、ぐしかわ看護の補欠合格の連絡は12/16(金)のあと、北部看護の場合は12/19(月)以降です。 補欠通知は、合格通知ではありません。 現に、補欠通知を受け取ったのに合格に至らなかった受験生は、過去に多くいます。 学校側から連絡があるまで、気を抜かないことです。 まだ「受験生」であるという自覚をもち、気持ち、生活リズム、学習環境を整えてください。 補欠通知が合格通知になるといいですね。 それでは。

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