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夾叉を得るということ

今読んでいる本
に非常に面白いことが書いてあった。海上で大砲を撃つ際に命中率を向上させる話である。

「それは基本的には大型の双眼鏡を使って、砲弾が海面に着弾したときに高く上がる水柱を観測し、それが目標の手前で上がったか、それとも目標の後ろで上がったかを判定するという素朴な方法で行う。」

「つまりもし砲弾が目標の手前で落下して水柱を上げたならば、それは距離が足りなかったということなので、砲身の角度をほんの僅かに上向きに修正して次の砲弾を発射する。そして2回目もやはり手前で水柱が上がったなら、そのままどんどん距離を伸ばして同じことを繰り返していく。」

「そしてこれを幾度も繰り返して、何回目かでとうとう目標の後ろで水柱が上がったことが観測できたなら、それは砲弾が目標を飛び越えて後ろに落下したことを意味しており、砲術の用語では、このとき夾叉を得たという。」

「もうそれ以上試射や修正を繰り返すことを止めて、砲身をこのあたりの角度で固定してしまい、後はひたすら数撃ちゃ当たるの精神で撃ちまくるのである」

「水柱が手前で上がっていることが観測されているときには、距離の誤差が明らかにマイナスであることがわかっているので、その間は誤差の修正を繰り返していく。しかし夾叉を得て弾着誤差が+方向と-方向にほぼ同距離だけ生じると判断された時点で、一切の修正操作をやめて、後は完全に確率の神の手に委ねてしまうというわけである」

試験を受ける。そして、そのとき気づいた知識の穴や理解不足を修正する。自分でできることは極限まで修正する。しかし、看護学校の試験は就職活動でもある。その年その年で、ほしい人材にばらつきがあるだろう。面接まで進む段階にくれば、あとは「確率の神の手に委ねる」しかない場合もある。ここまでたどり着いたら、腹をくくって、「数撃ちゃ当たる」の精神でひたすら試験を受け続けるのだ。

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看護学校の補欠合格について

こんにちは。 県内の看護学校を受験中の方のなかに、「補欠通知」を受け取っている方がいると思います。 これは、「あなたには補欠で合格となる可能性があります」という通知で、決して合格通知ではありません。 補欠で合格となる場合、書面に記載されている期限までに、看護学校側から電話連絡があります。その電話連絡が始まるのは、授業料納入日のあとです。 看護学校側が、授業料納入者の数を確認し、入学者の人数が足りない場合に、補欠合格を出します。 ですので、今年は、ぐしかわ看護の補欠合格の連絡は12/16(金)のあと、北部看護の場合は12/19(月)以降です。 補欠通知は、合格通知ではありません。 現に、補欠通知を受け取ったのに合格に至らなかった受験生は、過去に多くいます。 学校側から連絡があるまで、気を抜かないことです。 まだ「受験生」であるという自覚をもち、気持ち、生活リズム、学習環境を整えてください。 補欠通知が合格通知になるといいですね。 それでは。

前期試験が終了しました

 先週土曜日に、那覇看護専門学校と北部看護学校の前期入試が行われ、2020年実施・2021年入学の前期入試日程が合格発表を残して、一段落しました。 残席数を更新します。表の数字でマイナス表示になっている箇所は、すでに定員を超過しているためです。これまでの結果から、後期入試に向けた展望をお示しします。 [北部] 前期・1次通過者は60名。このうち前期試験では40名程度が合格するものと思われます。北部看護の数学は例年難問が多かったのですが、今年の試験は那覇やぐしかわの問題に近いものが出たみたいです。数学が得意な受験生には有利な試験になりそうです。 [那覇] 前期・1次通過者は90名。このうち前期試験では51名が合格。定員の120名を超過しています。 [ぐしかわ] 前期合格者は54名。昨年並みに推薦入試で合格者を確保しているため、80名の入学定員をすでに超過。前期試験では補欠通知を出している模様。後期入試は激戦が予想。 [沖縄] 前期合格者は45名。推薦入試で40名合格させているので、入学定員を超過。後期入試はかなりの激戦となりそうです。 [浦添] 前期合格者は65名。残席は5名。後期試験では5名程度の合格者を出すものと思われます。

北部看護の合格発表がありました

  本日、午前に北部看護学校前期試験の合格発表がありました。 合格者は36名。 昨年並みの合格者数です。12月に名桜大学の推薦入試の合格発表があるので、そこで動きがあるかもしれません。なお、前年度後期試験の合格者数は15名でした。 リベラルアーツ看護コースは、本日の合格発表をもって、沖縄県内の看護専門学校への合格率(進路決定率)100%を達成しました。