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おつかれさまでした

こんばんは。

2/3(金)で2017年度のリベラル看護コースが終了しました。
受験生のみなさん、お疲れさまでした。

今年度もさまざまな境遇の受講生がいて、印象的な1年でした。
そんななかでも、私たち講師2名にとって印象深いのは、後期受験に向けて頑張った受講生の方々です。

後期試験まで残った高3生(現役生)の男子。
もちろん、私たちもできる限りのことをし尽くしましたが、ぐしかわ看護の後期試験合格を勝ち得たのは、99%、彼の精神力だと思います。
推薦入試&前期試験で合格できなかったのは、リベラルに通っている高3生では彼一人でした。
合格していったほかのどの現役生よりも、彼が頑張っていました。これは断言できます。ただ、受験勉強のスタートが遅かった。そのため、前期試験では県内どの学校からも合格通知をもらうことはできませんでした。
が、前期試験終了後も、彼はめげずに黙々と受験勉強に励んでいました。
ほんとに、黙々と。ひとりで。
その結果が、第1志望のぐしかわ看護合格です。

後期試験まで残ったシングルマザーNさん。
彼女は、ほんっとに学力が低く、1年を通して、私たちが厳しいことを言い続けてきた受講生でした。あまりにも厳しいことを言ってしまって、私自身、滅入ってしまったこともありました…。
さらに、年齢的なことで、彼女自身「看護学校受験」に及び腰になっていた時期もありました。
しかし、本人が最後の最後まであきらめませんでした。その「希望」に私たちが動かされたというのが、Yさんのケースです。
年齢的なこと、環境的なこと、今後の人生を考えたときに、彼女にとって今年がラストチャンスだったと言えます。そのチャンスを逃さなかったのは、彼女の前向きな気持ちと、最後の目を見張るほどの努力でした。
将来、彼女の人柄と性格で、温かみと包容力のある看護師になってくれるのだろうと、そう思っています。
沖縄看護専門学校、後期での合格、おめでとうございます。


今年度も、たくさんの受講生とかかわり、多くの笑顔と、涙を見てきました。
その中には、途中で進路変更した方、こちらから退学してもらった方、心が折れて退学していった方もいます。
そんななか、後期試験まで残った方々を見て思うのは、あきらめないことの大切さです。
もちろん、人生、諦めるべきことのほうが圧倒的に多い。
「諦めないこと」に執着し、自分に酔い潰れるのはよくないと、個人的に思います。
しかし、期限を定めた「諦めない」は、清い。
自分で選んだ道だからこそ、気を緩めることなく自分と向き合い、期間内最後までやり通す。
これは、後期試験で合格を勝ち取ったリベラルの受講生に共通した強みです。

次年度、このような強みをもった受講生に1名でも多く出会えることを、願っております。

2017年度の受講生のみなさま、ありがとうございました。
今後、病院でお世話になることもあるかと思います。
その際は、どうぞよろしくお願いします♪

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