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リベラルアーツ・名前の由来

わたくしたちの予備校は Liberal Arts といいます。

リベラルアーツという言葉は、ギリシャ・ローマ時代の「セブンリベラルアーツ(自由7科)」という言葉に由来します。なぜ、「自由7科」なのかというと、この7科が、奴隷でない自由人として生きていくために必要な素養とされたから・・・だそうです。「自由7科」は、「文法」(Grammar)、「修辞学」(Rhetoric)、「論理学」(Logic)、「算術」(Arithmetic)、「幾何」(Geometry)、「天文」(Astronomy)、「音楽」 (Music)の7科目です。

自由な人間として生きていくための素養、というところに惹かれました。

「音楽」はともかく、「文法」は英語の文法、「修辞学」や「論理学」は現代文や論文、「算術」「幾何」は数学Ⅰや数学Aと考えれば、わたしたちが取り扱う内容ととても重なります。

そもそも、なぜ、多くの看護学校は数学を受験生に課すのでしょう?

この点についてまともに受験生に答えている(説明責任を果たしている)教師は少ないように思います。少数や分数の意味、不等号と数直線、交換法則や結合法則、分数の加法や減法、式と図が関連付けられた表と棒グラフ、資料を分類整理し、表をもちいて表す活動。こうした「チカラ」は論理思考の基礎になるものであり、看護学校に入ってから(あるいは教員としてやっていくチカラとして)求められるからです。そして何より、順序立てて優先順位を決める―社会を生きていくうえで必須のチカラの源になるものだからですよ。

将来への不安から、このような素養を身に着けていくことで自由になる。これが、わたしたちの目指すところなのです。 
新しいオフィスです

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北部看護の合格発表がありました

  本日、午前に北部看護学校前期試験の合格発表がありました。 合格者は36名。 昨年並みの合格者数です。12月に名桜大学の推薦入試の合格発表があるので、そこで動きがあるかもしれません。なお、前年度後期試験の合格者数は15名でした。 リベラルアーツ看護コースは、本日の合格発表をもって、沖縄県内の看護専門学校への合格率(進路決定率)100%を達成しました。

前期試験が終了しました

 先週土曜日に、那覇看護専門学校と北部看護学校の前期入試が行われ、2020年実施・2021年入学の前期入試日程が合格発表を残して、一段落しました。 残席数を更新します。表の数字でマイナス表示になっている箇所は、すでに定員を超過しているためです。これまでの結果から、後期入試に向けた展望をお示しします。 [北部] 前期・1次通過者は60名。このうち前期試験では40名程度が合格するものと思われます。北部看護の数学は例年難問が多かったのですが、今年の試験は那覇やぐしかわの問題に近いものが出たみたいです。数学が得意な受験生には有利な試験になりそうです。 [那覇] 前期・1次通過者は90名。このうち前期試験では51名が合格。定員の120名を超過しています。 [ぐしかわ] 前期合格者は54名。昨年並みに推薦入試で合格者を確保しているため、80名の入学定員をすでに超過。前期試験では補欠通知を出している模様。後期入試は激戦が予想。 [沖縄] 前期合格者は45名。推薦入試で40名合格させているので、入学定員を超過。後期入試はかなりの激戦となりそうです。 [浦添] 前期合格者は65名。残席は5名。後期試験では5名程度の合格者を出すものと思われます。