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受験、アクティブラーニング、グループ学習

久しぶりの更新です。

さて、県内の看護学校の受験日が迫っています。
推薦入試日程は、10月の第1週目からスタートです。

多くの受講生が目の色を変えて必死受験勉強に取り組んでいる中、お友達同士で勉強したがる方がいます。
確かに学校の授業ではグループ学習を取り入れ、「学んだことを相手に説明し、『主体的に』学習する」という形態が主流となっているのでしょう。
アクティブラーニングが「ゴリ推し」されている学習指導要領の下では、学校現場でグループワークを取り入れないわけにはいきませんし、もちろん他者とともに学ぶことによって理解が深まることもあるでしょう。

しかし、その延長線上なのか、授業外でも「グループ学習」と銘打って友人同士で学習したがる方がいます。That is a big mistake.ですね。
授業中は、学校の先生が話の内容が課題以外に逸れないように気を配っていますし、また、生徒自身も「授業中だから」という自制が働くでしょう。
が、授業外で友人同士集まってすることと言えば、ひとつ。「おしゃべり」しかありません。
勉強するつもりで集まったのに、いつの間にかおしゃべりに火が付き、「あ!ヤバい!勉強に戻ろう」と思って、いったんはトピックを勉強に戻しても、結局勉強以外の話に移り…というのが、現状でしょう。

学校でのお勉強と受験勉強は別モノです。
昔からずっと言われているように、受験は自分との勝負です。
どんなに時代が変わっても、こればっかりは変わりません。
自分がいかに多く問題をこなしたか、いかに多く単語を覚えたか、その結果が「合否」です。
受験の世界では、みんなで「楽しく」お勉強して、みんなで「仲良く」合格する、ということはありえません。
必ず合格者がいて、そして必ず不合格者が出ます。

結果を出さないといけない日は、目の前です。
やるしかないのなら、やりましょう。逃げずに。

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